いつか花咲く君たちへと贈られ 何年もたったね 珍もしくもない君への忘れもの 寒くもないのに 冬さがす 冬さがす 冬をさがして 泣いてた僕等も 今じゃどこにもいないだろう 幾度蒼い雪を降り積もらせては 溶かした街並み 新宿駅西口のロータリーで 火を灯しながら 冬さがす 冬さがす 冬をさがして 歩いたひとりで 肌を刺す風に吹かれて 好きだった花の匂いに 記憶が蘇る寒さよ すれ違う幻の中また出会えた奇跡 好きな食べ物だって思い出してた 悲しみ 苦しみ ありのままの僕等は 冬さがす冬さがす冬をさがして あの日の温もり 初恋のままで笑った