さらさら奏でるは 心の旋律 思い愁い よみがえり まばゆい幻想 ひらひら数えてく 宛のない便り 常 君思うゆえ 終わりのないわずらい 刻む刹那 時は流れど うつらうつら 夢うつつ 光と影よ あやかしの気に魅せられ さあいづこへ だけど狂おしくて 止まれないや ああ激流の中で颯爽と いたずらに 綺麗な花が咲く 曖昧な 愛したいは ほら風に揺られて ひとつ宿った恋情は ああ 空に溶ける無情 されど幾度 引き寄せられ まるで月明かりのカゲロウ 押しては返す波を背に 君の歩みを辿る 今 さらさら奏でるは 心の旋律 思い愁い よみがえり 鮮やかに囚われ 曖昧な 愛したいは ほら 風に揺られて 九天 割いた 恋情は ああ 青に溶ける無情 偶然は足早に その瞳に 吸い込まれ 生まれ落ちた世界で 今も 今も 君に焦がれてゆく ああ だけど狂おしくて 止まれないや ああ激流の中で颯爽と いたずらに 綺麗な花が咲く 曖昧な 愛したいは ほら 風に揺られて ひとつ宿った恋情は ああ 空に溶ける無情 記憶に 紅い花が咲く