この曇り空どこへ向かうんだろう? たったひとつ手放せない私を 時計の針がうんざり見ている わかったような顔で 引き留める人の言葉にすら 流されたい すがりつきたい だけどきっとこの私を 操れるのも捨てられるのも 自分しかいないよね 答えは意外とすぐ側にある 名も無い細胞が全てを覚えている カラダを流れるひとすじの光 もうあなたはわかっている 真っ暗な部屋耳を澄ましてみた たったひとつ残された希望が 真っ直ぐな目でこっちを見ていた 誰も気付きやしない 誰も引き寄せてはくれないから 笑われたとしても 関係ないな そうだきっとこの私を 曝け出せんのも喜ばせんのも 自分しかいないよね 堪えた涙は頬の裏を伝わってく 名も無い細胞がそれを受け止めてく カラダを流れるひとすじの熱が もうあなたに宿っている これまでの私は何も 間違ってなかったって 今ここで認めてあげたら いいんじゃない いつしか綺麗事しか吐けなくなって 無意味な細胞で溢れかえる前に 答えは意外とすぐ側にある 名も無い細胞が全てを覚えている カラダを流れるひとすじの光 もうあなたはわかっている