君なしじゃただの街 そんなこと言っていたっけ 忘れかけてた 一歩ずつゆっくりと 胸の隅しまった記憶 よみがえるの この本屋通り過ぎたら いつもあなたがいなくなり捜した そしてここから店をのぞく あのくせ今日もまた 知らずくりかえすの それぞれの人生 もう待つ人がいて どんなに幸福だとしても 時に迷って 時に悩んで 自分を確かめたい日もある お互いあの恋は 必死に守ったね 愛とは言えなかったけど あなたどうなの?ふと思い出す? この街のどこかで 今日の様に陽がだいぶ 短くなったあのベンチで ケンカをしたね 理由さえ失くすほど 難しい長話で 風邪をひいた 熱が出たと電話したら 二つもつぶれた目玉焼きサンキュー 今は愛する人に作る 卵失敗したら その日は風邪をひく あれからの道のり 充分過去になって 毎日満たされていても 時に迷って 時に悩んで 自分を確かめたい場所がある 笑顔でもう一度 会いたくはないよね あの日はここで終わったの 全てのものが始まりだった この街のあの頃 いつからかあなたと同じ 名前呼ばれても振り向かなくなり いつからか人混みの中 あなたの面影と 歩かなくなったの それぞれの人生 もう待つ人がいて どんなに幸福だとしても 時に迷って 時に悩んで 自分を確かめたい日もある お互いあの恋は 必死に守ったね 愛とは言えなかったけど あなたどうなの?ふと思い出す? この街のどこかで 今ごろきっとくしゃみしてるね この街のどこかで