約束したはずだったよ いつもの駅のロータリー 10時にねって言ったのに 頭の中ではいつだって音楽が 鳴ってるみたい 私の話は聞こえない 友達を捕まえたら チケットを二枚 防音のドアを開ければ 私の彼は今日も歌ってる ロックバンドなんだってさ 命を揺さぶる生き様なんだってさ 照明がギターを照らして 輝いて見えるメンバー ステージの上では誰を想っているの 気がついたのは次の日の午後3時 彼の部屋で だいぶ派手にやられたみたい そこにあるのは恋心だけど このままでいいとは誰も 言ってくれないだろう 完璧な夢物語 ちゃんと描くから 今あんたのどれいのままでいい 私の彼は今日もライブで 十人ぐらいとフィーバー 命を揺さぶる生き様なんだってさ 爆音すぎて何も聞こえない でもフロアーは盛り上がってる 私の声はちっとも届かないわ 私の彼は今日も歌ってる ツアーを組んだんだってさ お金は無いけど夢があるんだってさ 最後の曲が終わって 「サンキュー! どうもありがとう!」 それじゃあさよなら 幸せだったよ だけどさよなら 元気でがんばってね