北風にこごえた手を 暖めることも忘れてた この場所で待っていても 光射す朝は来ない 何かを失うこと ただ恐れていたけど ひとりきりじゃない ありふれた言葉でいい 少しだけ はげまして 心にそっと響くように 耳もとで ささやいてほしい 目覚めたら旅立つよ 誰よりもだれよりも ずっと大きな夢があるから 行きどまりの路地裏を 行ったり来たり迷った 見知らぬ街かどにも やわらかな風が吹くよ 陽はまた昇るから 歩きだすその瞳は 少しだけ 揺れるけど いつかはきっと君のもとへ 帰るから 微笑んでほしい さよならは言わないよ 何処までもどこまでも 夜明けをめざす道があるから ありふれた言葉でいい 少しだけ はげまして 心にそっと響くように 耳もとで ささやいてほしい 目覚めたら旅立つよ 誰よりもだれよりも ずっと大きな夢があるから 窓の外いく筋もの 木もれ日が まぶしくて 心に吹く熱い風は こらえても もう止められない さよならは言わないよ 何時までもいつまでも ずっと消えない夢あげるから