情けない声で叫んで とどのつまりを見届けてる 昼夜雨晴れ構うことなく 鉛の味 人の奥 吐き出してしまえば 残るは嘘だけ 不快な苦味残り よぎるは 香るは 浮かんでは消えて ああ… 胸の真ん中貫かれて 動けない 濁った私潤して 無かった事にしませんか? この身体 夜に捨てて ばら撒いて 今日 今さっき会ったばかりで 人の行き着く場所にいる 安いアルコールを浴びて 吹けば飛ぶような言葉並べ 虚しさに向かって 狂った本音を これがもしあなたなら 希望に酔うような 私を殺して ねえ… 渇いた価値の無いこんな 悦びじゃ 暗い部屋じゃわからないでしょ 無かった事にしてほしい この身体 夜に捨てて ばら撒いて 夢でいい 潰れるほど抱きしめて 夜に咲いて 枯れるから