海岸通りで誓った 夢も恋も全部だった 青いものばかりだった 空にとけちまいそうだった 16歳(じゅうろく)の僕は青かった でも少しずつ色を変えてった 「青いから」なんて言葉には もう逃げない 逃げたくなかった あゝ 青春の色なんて 僕達が決めるもの 青くない 青くない あゝ 青春を振り返って 女々しい振りしてるけど 戻らない 戻りたくない 僕達は青くない もう僕達は青くない 「勉強がお前の仕事。」母親は僕に 告げたんだ 特別の不満はなかった それなりに机に向かった 譲れないものだってあった 夢も恋も手の中にあった それぞれを胸ににぎりしめ それなりに机に向かった あゝ 青春の色なんて 僕達が決めるもの 青くない もう青くない あゝ 僕達のあの頃の そのままでいい部分は 赤いとこ その情熱の赤色なんだよな 青春は言葉だ ただの言葉じゃないか 気にしない 気にしたくない 僕達は青くない もう僕達は青くない