ビルに囲まれた街は 敵味方分からない人の群れ 冷えたすきま風 心ない言葉 飛び交う中には 入れない 言い表せない 孤独感を背負い 全て捨ててかまわない あなたさえ隣にいれば また今夜も 寒空の星 一人見上げて 少し個性を出したら いつの間にか輪からはじき出され 積み重ねてきたものも音をたて 儚くたやすく崩れゆく 小さく光った 星にねがいこめて 憎まれてもかまわない あなたさえ隣にいれば 立ち止まった帰り道 吐く息は白くて 二人で見た オリオン座は 今日も輝く 遠くから僕を呼ぶ 声が聞こえて 全て捨ててかまわない あなたさえ隣にいれば また今夜も寒空の 星一人見上げて