慌ただしい昼間とくらべて 今はなんて静かなの 擦れ違った あの横顔は たしかに君だった 別にどうってことないんだけど ただ ただ 君だったなぁ 想いは君の笑顔に はぐらかされたり 他の人の言葉で かき消されたり 別にどうってことないんだけど ただ ただ 君だったなぁ もう冷たくなった街の風は 君を他の誰かの腕に誘う バックミラー消えてく後姿 季節が君を遠ざける 時間はどうすることもできず 流れてゆくばかり もうすぐここを離れる 仕度に追われるよ さよならを早く君に届けたい 何の重さも感じなくてもいい 何も言い出せなくて くすぶったままなら この風にあおられて 燃え尽きてしまえ 慌ただしい昼間と比べて 今はなんて静かなの 擦れ違った あの横顔は 確かに君だった