少しだけ去年より 長かったこの夏は 結局いつもと同じ様に 僕を置いて去った もう一足先に 空は秋雲を連れ なんだか昨日よりも少し 高くなって見えた 遠くで学生が 若者の全てを歌っている あぁ年を取ることも 思ってたより悪くないな さぁ明日はどんな 一日が僕を待つのだろう 切なさを受け入れて それでも歩いて来た 結局夢は夢のまま 今もポケットの中 空は今でも僕に 歩け歩けと言う なんだか昨日よりも少し それが嬉しかった 夕陽で長く伸びた あの影は一体誰なんだろう あぁ振り返ることも 思ってたより悪くないな さぁ明日はどんな 一日を想い描いてみよう 苦しみも悲しみも 消えない 癒えない だからきっと 僕ら人間は いつしか 歌を覚えた 君の歌もいつか風に乗り そして誰かの夢になる さぁ明日はどんな 新しい歌が産まれるだろう 夢が産声を上げるのだろう