冷たい爪先をそっと 手で握りしめたまま 話し掛けたディスプレイの向こう 君の体温はわからない この頃あっという間に 東から西へと日は上り沈んでいく とめどなく降る雨も気付けば 止むように 雲の切れ間に手をかざして 指先で描く明日の空と それぞれ生きる屋根の下 手を取とるようにさ確かめ合おう 互いの心を抱きしめて この曇り空が晴れるその日まで on your side 離れた街で暮らしてる 君のこと想う日々 アスファルトの雨もそっと 日差しが乾かしてくよ この頃あっという間に 街並みも変わって少し 寂しくなるけど 思い出の栞が指をすり抜けても 君が拾ってくれるから 指先に残るぬくもりさえ 忘れてしまそうな時は 手を取とるようにさ確かめ合おう 互いの心を抱きしめて この曇り空が長く続いても 指先で描く明日の空と それぞれ生きる屋根の下 君と笑うから時は早く 駆け足な季節引き止めて このままずっとそばにいたいだけ この曇り空が晴れるその日まで on your side