浮かび上がる君は あまりに鮮やかで まるでそこにいるかと 手を伸ばすところで ふっと消えてしまう 淡々と降り積もった記憶の中で 君だけを拾い集めて繋げて 部屋中に映して眺めながら 込み上げる痛みで 君を確かめている La la la… La la la… 光も水も吸わないくらいに腐敗して 根も葉も無い誓いで 胸の傷を 塞いで 並ぶ2つのグラス 役割果たす 事もなく ああ そのままで 君の触れたままで 淡々と降り積もった記憶の中で 君だけを拾い集めて繋げて 部屋中に映して眺めながら 込み上げる痛みで 君を確かめている 正しくなくていいからさ 優し過ぎる君のまま 笑ってて欲しかっただけなのに それなのに 涙の量計れるなら 随分遅ればせながら やっと今君のとなりまで 追い付いて(追いついて) 見付けたのさ 淡々と降り積もった記憶の中で 君だけを拾い集めて繋げて 部屋中に映して眺めながら 何ひとつ消えない 君を抱きしめて眠る 君がささやく言葉がその響きが 行き場を失くして 部屋を彷徨ってる 嗅いでしまった香りが 触れた熱が 残ってるうちは 残ってるうちは 浮かび上がる君は あまりに鮮やかで まるでそこにいるかと 手を伸ばすところで ふっと消えてしまう