空の青さが わからないのは いつの頃からだったろうな 濁ってるのはきっと 空じゃないな 息が詰まる 枝は切られる 思ったように 手も伸ばせやしない もう愛も灰になる 君とふたり 笑っていられれば それで良かったはずなのにさ いつしか声も忘れてた さよならを ひとり待っている 歩く度に胸が苦しいの もう嫌になっちゃうな 嫌になっちゃうな このうたが終わる頃 思い出ごとなくなればいいのにな 名もない花に値を与えるのは誰? 心ごとちっぽけな 紙切れで買ってしまえるのならさ もういいよ もういいよ またそうやって知らん顔 この価値もわからないでしょう? それでも終えそうにないよ 困ってしまうな 困ってしまうな ただ瞳 揺られるほど 美しいうたが知りたいの できるなら君とふたりで 朝を夜を花を風を星を空を 全部 全部 言葉もないまま見ていたい 何もかも消え去った世界は きっと泣けるほど 綺麗なんだろうな どうか忘れておくれよ だから こんなうた