まるで貪欲な 無神経なそんな人生なんです 無欲だとか それは違うけど 哀に焼かれてこげたんです この念を折り畳んで 霞にでも載せてみてさ 一匁でもいいからさ 寝床に華を添えてくれ 夢を見ていた 夢なのに 無愛想な冷たい床だったんだ 醒めない夢でも よかったのに 醒めちまったとか どっかで見たよな 淋しい夜なら 最高の夢でも見ようとした なのに 夢でさえも四畳半か できっこないを追う者には クソでもくらえっていうのかな ならばこの部屋でもいいや まさに貧困とは こういうことかな 困ったことなんか ないはずなのに 哀に焦がれた燃えカスの 傷つくことなんかない僕に この念を折り畳んで 霞にでも載せてみてさ 一匁でもいいからさ 寝床に華を添えてくれ 夢を見ていた 夢なのに ずっとこの冷たい床だったんだ 醒めない夢での 哀れな自分がいて 夢は現実で 虚しい夜なら 最高の夢でも見ようとした なのに 夢でさえも惨めで できっこないを追うからには クソでもくらえっていうなら ならば花でも添えてあげましょう Ah Ah Ah 夢を見ていた 夢なのに 無愛想な床だった この床だったよ 醒めない夢で見た床はさ 嗚呼 夢を見ていた 夢なのに 無愛想な床だった この床だった