また昨日浴びるほど 飲んでたんだろう シラフじゃもう夜を 越えられないんだろう わかるけどな、ほどほどにな やらなきゃだめだとわかっているの に 思うようにやれない 気がするんだろう そりゃそうさ、それでいいのさ 今はまだ早いなんて くだらない嘘はつかないで じゃあ何のためにつぼみがあんだよ 全部咲かせるまで枯れてたまるかよ お前の花の名を 誰もまだ知らないのだ お前だってわかっちゃいないのさ もう待つのはやめだ 咲き乱れよ、ひとつ残らずに つぼみが消えるまで 人一倍真面目にやってきたのに 報われないことばっかりでほんと やになるな、やになるよな ようやく咲かせたひとひらの花は 生ぬるい風に吹かれては散った ここまでか?いいや、ここからさ 今更もう遅いなんて つまらないことは言わないで つぼみならまだそこにあるだろう この桜吹雪が目に入らぬか そう、お前の花の名を 誰もまだ知らないのだ お前次第じゃないか 未来ならもうそこまで来てるぜ だから五月雨を、ひとつ逃さずに 飲み込んで行け 暗闇の中で 浮かぶ星を捕まえて 黒星でも構わねぇ 端から端まで食らいつくせよ 何度負けたって終わりゃしないだろ お前の花の名を 誰もまだ知らないのだ お前だってわかっちゃいないのさ もう待つのはやめだ 咲き乱れよ、ひとつ残らずに つぼみが消えるまで