窓際浮かべた景色は 心のかど 流れ落ちる気持ち たゆみのない 繋いだ言葉と途切れた言葉の数 ひとつひとつ大事に 数え上げた あの日の涙は 背に溶けゆく もう何も要らないとさえ感じていた そこは広く また遠く 君のカケラを見た 君は白く また遠く 遥か彼方を見た 僕はいつか この声を そして今を その場所へきっと わたしの手のひら 溢れる想いの糸 緩やかに大事に 手繰り寄せた あの日の瞼に 優しい風 もうそのままでいいと微睡みかける あれから幾つもの日々が 明日へと思い描き 少しずつの願いを カタチ付けて来たの 大事だった あの日から そして今も これからもずっと