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終わりを迎える夏と俺の最後 揺らいでいるだけだぜ 分裂していく細胞 いつまでも変わらず思い出す ほんのりと どんよりとしている空の下の湿度は 一切なにも触れずに無に帰すから また次の季節がやって来る 非常に非情 時間は止まらない 次の季節が来る ひっそりと鳴らしている 自分だけの音楽と 理解されるつもりはない文学を 馬鹿げた妄想で作り上げる俺に 少しだけ冷えてる撫でつけるような 風は 一切なにも触れずに無に帰すから また次の季節がやって来る 非常に非情 時間は止まらない 次の季節が来る