見上げた空 僕ら 夜の闇にきらり光 照らされて 小さな命 確かな影を描く さだめられた明日と 僕ら望む未来と その狭間で揺れる 未だ目の前も見えない 深い霧の中を 手探りで進んでいく そして辿り着く 丘の上 見上げた空 僕ら 夜の闇にきらり光 照らされて 小さな命 確かな影を描く 歪な形でも それは強く そして何よりも美しく 刻まれていく 物語のほとり 揺れる水鳥たちは 迷いなく飛び立つ その結末も知らずに 夢の中で触れた 泡沫の幸せより 目の前の君を 信じたい ひろがる空 僕ら 星のあかり長い旅路に なぞらえて 触れることさえできない 地図を描く 歪な道のりが いつの日にか揺るぎない意味を 持つように 願っている 幾千もの夜を越えて 二つの鼓動は明日をうたう 明けゆく空の彼方 星のあかりきらり朝に溶けてゆく 見上げた空 僕ら 夜の闇にきらり光 照らされて 小さな命 確かな影を描く 歪な形でも それは強く そして何よりも美しく 刻まれていく