ハルゼミ

歌詞

しあわせは手に入れなくても そこに燦然と輝くもの 誰かがそれを茶化したら 君は立派に怒ってもいいよ 君がこの世に生まれたこと 知らない人ばかりだったけど 君の人生はもうすでに 君だけのものじゃないよ いつしか悲しみは 心に芽生え始める いい大人になって、まだ さよならが上手くできないよ しあわせは春色の手紙 悲しみは深い紫陽花の青 思い出を語る君は さながら夏の向日葵 僕が誰かにできること 自分では知る由もないよ いつか自分が帰る場所は いつか自分で決めるのかな 別れを告げる鳥 上がりかけの雨の匂い 長い夜はいつだって 君に優しくしてくれる 君は一体どこから来たの? そしてこれからどこへ行くの? すっかり冷めてしまった茶の味は 渋くて少し苦いな しあわせは春色の手紙 悲しみは深い紫陽花の青 しがらみはもつれた毛糸玉 未来は澄んだ空の色 君がいた世界はたしかに 少しずつ色を変えてる 夏が来るのさ