ぼんやり浮かぶ月 今夜も静かに うつろいでく 夜明けまで 隣にはあなただけ 湿った傷あとは 大人になれずに ひりひりと 疼いている 夜はまだ肌寒い 一寸先は空前のシーン 生まれたての私がいる たとえ 答えを辿らなくても 踏み出せば 道は続いてゆくの 時代の最果てで あなたが好きだって 言い切れたら どんな気分? たとえ はぐれ 居場所がなくても 自分を偽らないでいたいの あなたと 歩く日々が 月明かりで 透けて見えた 当てどない 旅路でも 耳を澄ませば聞こえる 光へと 導いて 始まりの歌 目覚めた花が弾けたら 生まれ変わるでしょ あなたも たとえ この手に 何もなくとも 運命を 引きずって 生きてゆくの 時計は動き出した 心もちゃんと 追いついておかなきゃ 生涯最期の キスは一度きりで 地球に還る時 孤独を引き連れて 眠ろう たとえ 名前は付いてなくとも 噛みしめれば 愛と呼べるのよ 時代の最果てで あなたが好きだって 言い切れたら どんな気分? たとえ はぐれ 居場所がなくても 明日を信じられる気がするの あなたの 微笑みから こぼれ落ちた 未来がほら 闇よ 染まれ 影よ 踊れ やがて 芽吹く 空よ 朱く 風よ 集え 土よ 唸れ 地図は 捨てて 虹を 目指す "Just for me, Just for you, Get naked, Wait for sunrise" 永い 夜を 今 見送るの "Just for me, Just for you, Get naked, Wait for sunrise" 過去は 結び 旅は 続く