あれは三月の午後 二人で行ったドライブ 行き先も知らずに ただ 揺られていた 何も言わずに ただ 私の手を握りしめ 照れ臭そうに君は 「スキ」だと呟いた 「君は必ず僕を必要とするんだ。」 「君には僕しかいないのだから。」 なんてキザな台詞(コト)言う 人だと思った だけど今は私が 夢中になっている 二人のデートは少し 人より変わってる でもそんな二人は 誰よりも仲良しで そして 他の誰より私を分かってる 誰も知らないあなたを 私だけ知ってる 「誰にも 渡さないから。 離したりしないから。」 「何があっても 俺についてこい。」って言った なんてキザな台詞(コト)言う 人だと思った だけど 本当はもっともっと 言って欲しいんだ 今度逢ったら 強く抱きしめて キスしてね あなたの大きな胸の中で 眠っていたい あの桜の下で 二人は結ばれた… 今日も いつもの場所で あなたを待ってるわ