あてもなく走り出し 気付かれず飛び込んで 求めてないが常にくり返す 安らぎにひたる余裕のなさ そうなれば無限に移す そこ以外の試せる場所を 探し奥へ深く先へ ひきずりこんで迷い焦り 試した時間いまでは習慣 休ませるたびになぜだか いつも夢が追いかける深い朝に 声を上げても届かない沈む空に 明暗分ける背負う点 上下左右動いた点 タテヨコ伸びゆく線 交差する線不在点なら 穴を開け向こうをのぞき 君がいない景色を奪い 気迫に満ちた顔で笑い 不安に満ちた明日に生き行く さらば夜にちりばめたビルの灯り 静か過ぎるその時に吐息がふるえて あてもなく走り出し 気付かれず飛び込んで 夢も君も食い下がる 絶えずひどく伸し掛かる 許しもらい寄り掛かる 痛みかわすそう奪い去る 動きとれず肉体の風化 今に押し寄せる時間の変化 遠回りして選んだ明日に 願うことは終わること 近づく距離 離れる空 この夢は終わりさ 退く距離踏み出す今 その夢も終わるさ 降りしきる遅すぎた 曝きを詰め込んで 逆算されない日々だから 未来に残す今だから 全ては君のものだから 耳をかさない今更 明日の今日は今日でなくて ついてはこない嘘はなくて 時間を越える気分があって わかり合ってゆければいいが 隠さずに大胆に色どり あさり選び終わり 作り上げた図形をばらす 好きなぶんだけ色をちらす 呆れるほどの点を打つ 声を上げてそれをつなぐ つまり答えが欲しいのか つまり理由が欲しいのか