消えかけた街が静かに色づく 夜明けのブレスが傷跡に染みる 群れからはずれた一羽のカモメが ビルの谷間を抜け海を見詰める 羽撃くことさえ疲れはてた時 胸の奥に振り返る影がある 君のことを守りたい そのすべてを守りたい 君を生きる証にしよう 誰のためでもなく 折れかけた翼静かに抱きよせ 無口な笑顔に空を見上げる 波にさらわれた流木の後を 躓きながら追いかける影がある 君のことを守りたい そのすべてを守りたい そして今を共に生きよう だれのためでもなく 君のことを守りたい そのすべてを守りたい 君を生きる証にしよう 誰のためでもなく 君のことを守りたい そのすべてを守りたい そして今を共に生きよう だれのためでもなく