沖の方で広がった暗い雲は 気がつくと空を覆い尽くしてた 稲光が水平線照らした直後 土砂降りの雨が二人を包んだ 突然の出来事に為す術もなくて 見つめ合ったままで二人は 少しためらいながら それでも抱き合い 口づけした 震えながら 雨に打たれ 分かち合えるものはたった ひとつだけ 分かっていたのに何故か切なくて 求め合えば夜はいつも短過ぎて 夜明け前の海 裸で泳いだ 光と雨と虹と無邪気な季節と 哀しいほど若い二人と 永遠だと信じた初めての恋は いつの間にか消えていたよ 君を連れて 危うさと儚さと突然の雨と ウーウーウーウー ウーウーウーウー ウーウーウー