考え過ぎて不眠症 それでも仕事は山積みで 経費で遊びまくる上司と 敬語の使えない部下の狭間で 玄関の前で深呼吸 家庭に仕事は持ち込みたくない にっこり笑って「ただいま」 何も知らずに君が 「おかえりなさい」 「ねぇねぇ あなた 白髪が一本生えてるわ」 「そりゃまぁ困った! とはいえ記念にとっておこう」 いずれは子供も生まれるだろう 年金はそんなにもらえないだろう 未来に少し不安を抱いても 今はあくせく 働くしかないじゃない! <♪> 「ねぇねぇ あなた 本当は色々大変なんでしょう 元気になるように サムゲタンでも 食べに行きませんか?」 そんな君の優しい言葉で 僕は明日もがんばれるんだ 白髪が増えて年老いても 君とこうして笑い合えればいい