幾億の夢幻は泡沫のようだと 私の瞳(ひとみ)捕らえ貴方は言った いずれ消えてしまうのなら せめて今だけは溺れていたい 証が欲しいと嘆いた夜 絡みつく蔓(つる)のように誘(いざ な)って 奥底までどうか刻みつけて 例え貴方の瞳の奥に 私が映っていないとしても 儚いものだと知っているから 刹那でも幸福(しあわせ)を感じられ るなら それでいいの それだけでいいの それ以上の事なんて望んでないの 枯れ果てるまで、散りゆくまで、 そんな恋がしたいだけなの この気持ちに何一つ 偽りなんてないと思っていた・・・ 例え貴方の瞳の奥に 私が映っていないとしても 儚いものだと知っていたから 刹那でも幸福(しあわせ)を感じられ るなら それでいいの それだけでいいの 例え一夜の情事(あやまち)でも 私はそれを永遠にしたいの 青の蕾が散りゆく夜 繋がれたのは心ではないけど それでいいの これでよかったの