明日はいよいよ 彼の誕生日 手料理を作ろう 部屋の掃除をして買い物 何を作るかな 彼の好物マカロニグラタン 今夜は練習しておかなきゃ 初めて作るグラタン ちゃんと出来るかな ビールを片手に持って マカロニをゆでてみよう ちょっとだけ 私赤い顔で 玉ねぎを炒める 慣れない手つきでも なんだかとても楽しいな いけない 私酔ったかしら 少し眠くなった 慣れない手料理は やっぱりうまくいかないな 昨日はあのまま つい寝ちゃったわ なんとかなるでしょう きっとだいじょうぶよ任せて 少し遅れて来た彼 おなか空いてそう すぐに食事にしようね おめでとうお誕生日 ちょっとだけ 彼は背伸びをして スーツで決めてるわ なんとなく似合わないけど 今日は誉めておくよ 『そうかな?』と彼は照れた顔で うれしそうに笑う そろそろ出来たかな 私の自慢のグラタン <♪> ちょっとだけ これは焦げすぎだね ごめん我慢してね やっぱり失敗ね 一夜づけじゃ無理もないか いわゆる これが私なりの 愛情込めた料理 きっとおいしいはず あなたの大好きなグラタン