頭では分かっているはずなのに ねえ、心が前に進まない あなたのそばで笑う誰かに また幸せの続きを願う ちぎれた指先の温度が 忘れられず まだ覚えてる 過ごした日々も 愛した声も こんな夜だから 綺麗な夜だから 二人逸れてしまわないように 誰かの人でも願ってしまうよ あなたの幸せを 何かを犠牲にしなきゃなんて ねえ、僕にはどれも選べない 心は今にも潰されそうで 気がつけば本音が分からなくて あなたの好きな空になって 今 全てを包みたい 怒った顔も 泣いた声も トキの流れが僕だけとり残して 縋るように抗うように 息を止めた 笑ったあなたが 泣いてるあなたが 目を閉じても ずっと消えなくて これが最期なら 最期の僕なら 精一杯の声で こんな夜だから 綺麗な夜だから 二人過ごした日々が消せなくて 離れ離れでも願ってしまうよ あなたの幸せを