「怪人」と呼ばれている僕は パキラに水をやる 最近は壊すだけに飽きて 向き合ってみてる 怖いとか悲しいとか思うのは きみと同じ 悔しさで その痛みで 守れたら 泣き出せたら 「怪人」と呼ばれている僕は ポストに視線をやる 最近はあの手紙も来ない どうしてるのかな 辛いとか寂しいとか思うのは きみと同じ 虚しさを その重さを 殴れたら 吐き出せたら ああ 良いのにな ああ 良いのにな アア サイタ サイタ チューリップ ノ ハナ ガ ナランダ ナランダ アカ シロ キイロ こんな こんな 借りものの歌 僕はきみと歌うよ 「怪人」と呼ばれている僕は 今でも疑問に思う ぐちゃぐちゃにする以外の手段を 見たことないから 快晴のアスファルトにできた 小さな水たまり 虹彩が燃える星に伸びて 赤紫色 愛しいとか美しいとか思うのは 僕もそうだよ 優しさを 暖かさを 奏でたら 歌に変わる 咲いた 咲いた チューリップの花が 並んだ 並んだ 赤 白 黄色 僕は 僕は ドノ ハナ ミテ モ キレイ ダ ナ ってきみと 歌いたいんだよ 聴いて 聴いて チューリップの花よ 歌って 歌って 命の うなり こんな こんな きれいごとでも きみと歌うバラッド