心ときめく路地の向こう 歩く歩幅は小さくて どんぐり拾いの帰り道に はしゃぐ影がのびる あの夕日も拾いに行こうよ 思わず夢中で駆け出した その笑顔や無邪気な世界が いつか新しいとびらを開く いつも 心優しい 素朴な君で 気ままに歩く ルルル散歩道 それしか見えない君に つまずきのトンネルがあっても あの日 拾った大きな力が 君を守るだろう 雨をにらんだ窓の向こう 雫が光る紫陽花の花 うんざりぎみの君が取り出した 小さな青い長ぐつ 「母さんどうして雨やまないの」 「僕ずっと良い子にしていたよ」 「空に行って雨とめてくる」 「虹を探して登っていくんだ」 いつも 教えてくれた 力をくれた 泥だらけの小さなその笑顔 初めて母にさせてくれた 君にこの歌を送るよ あの日 拾った大きな力が じゅもんになる 「いつかきっと」 星がきれいな 空の向こう 赤い花咲く南の島 音から生まれた赤い糸は なんくる結ばりてぃ いちゅさ 心優しい 素朴な君で 気ままに歩く ルルル散歩道 それしか見えない君に つまずきのトンネルがあっても 幸せになる大きな力がある そう星が願うよ