遠い記憶 瞼の裏には 瓦礫の底 私はまだそこに 気づけば暗い道を進んでいて (浅い息で) 闇の中じゃ隣にいるあなたも (見えない 見えない) 過去のこと悔やむたびに (どうして) 蘇るあの時の光景が 逃れられない どこまで走り続けてもずっと 消えぬ罪に 纏わりつかれ もがきながら生きてく定め それが報いでしょうか 二人はひとつ 導かれるように (痛みさえも) 帰る場所もたったひとつでいい (すべて一緒) 同じ傷 背負えるなら(お願い) 構わないこの腕がもがれても 目を逸らさずに 何度でも迫り来る絶望や苦しみから ただひたすらに守りたいだけ 他に何もいらない あなたがいれば (どうして どうして…) 離さないから 大切な人がいなくなるのは もう嫌なの 逃れられない どこまで走り続けてもずっと 消えぬ罪に 纏わりつかれ もがきながら生きてく定め それが報いでしょうか