潮風 アクセル踏んで サンコイチの友情に恋の香り またあいつの隣に座るんだね 目が合うだけで笑う二人 海が見えたくらいで 大袈裟に近づいて いちいち胸がねじれそうになるよ 初めて見た君のそんな横顔 君に見つからないままのこの恋 好きな君ばかり見つかるのに 波にはしゃいだその手を 優しくとって惹き寄せ合う その人は俺じゃないかな ミラー越し後ろの席で スタバのコーヒー 当たり前にシェアする二人が お似合いで肌より妬けそうで 帰り道同じ方向だったのも 過去の恋愛に一途にきたのも あいつじゃなくて 俺の方だったのに 君はまた反対側見つめてる ひとつだけしか実らないこの恋 君のただ一人になりたい そばにいて欲しいのも そばにいて苦しいのも 君だけだってまた気づいてしまう 付き合うことになったよなんて もしも言われた時には どんな顔で頷けばいいかも わからないし 思い浮かべただけで沈む かけ出した砂浜 振り返るふたり 君の結んだ髪が綺麗で 並んだ後ろ姿も 追いかけるほど眩しくて 君の隣 自分を重ねたけど 君に見つからないままのこの恋 好きな君ばかり見つかるのに 波にはしゃいだその手を 優しくとって惹き寄せ合う その人は俺じゃないかな