予定調和の道標に背中向けて何千里 ガラクタのような 希望にも縋っていた 予報通りの曇り空は 甘い香りを携えて 投げ出すほどでもない日々を包んだ ただただ針を見つめては 見誤った現実に 置いてけぼりの被験体 まだまだ未来は続くのに 思い描いてはいるのに まるで期待はずれ ほら、フェイクミー フェイクミー 偽りの並走で君の描いた その理想像に肖って ほら、フェイクミー フェイクミー 演じて 至って凡庸な 才能の果て 気づいても 喰らいついて 応答はエンドレス 探し当てた秘密基地に 吹き込んだ風を集めて 思い思いに祈るのは不恰好か 疑心暗鬼の明日を抜けて 手を伸ばせば届きそうな 呆れるほど輝く日々に焦がれて ただただ指を咥えてた 青さだって堅実と 賭けと未練の混合で まだまだ時間は許すのに 鼓動は今日も鳴ってるのに まるで不甲斐ないな ほら、チェックミー チェックミー いつまでも劣等の凝り固まった この予想図を切り裂いて ほら、テイクミー テイクミー 信じて 至って真っ当な 感情に手を引かれ歌う ほら、フェイクミー フェイクミー 偽りの並走で君の描いた その理想像に肖って ほら、フェイクミー フェイクミー 演じて 至って凡庸な 才能の果て 気づいても 喰らいついて 本音を揺らして 警鐘など振り払って 問答はセンスレス