「待ってよ」言葉の輪郭は薄れ 力無く浮遊する 真っ白 逃避するように 透過してゆくシナリオが ありふれた 平穏にこそ幸せの鍵は あるのかな? 問いかけてる傀儡な僕らは 未だ砂上の時計 砂を噛んだまま止まって 時を刻むことを忘れいる あの日のままで… 二度と戻れないと 俯いて足を止めたの? 「風前の灯火だ」と前にさえもね 向けないのかな? 選択する余地なんてなくて 計画は進行する 真っ暗 逃避するように 造花埋めてゆくシナリオへ サヨナラは深い闇へと誘いはしない 僕達は痛みを越えて強くなれる 今、砂上の時計 埃投げ捨て動け 歯車ならいつも偶然には 回りはしない 何度打ちのめされ 此処までも歩いて来たの? その旅にもっと光を手繰り寄せては 信じてみた 互いの道程が交差して行く このまま続けば良かったワケでもね どうにもならないことにサヨナラを 告げて前を向くんだ イマ…イマ…イマ… ねぇ、固く結んだ 感情を解いてまた歩き出せば 空のポケットの中 夢詰め込める 砂上の時計仕掛け いつまでも埃にまみれ 歯車ずっとそのまま止めたままなら 壊してやれ