ここは失望の底 暗い水槽の底 やり場の無い不安は 水圧の所為 脈打つ心[しん]の音[ね]が 重みを増していく 残り何回の命と 数えるような 望郷の呼び声 僅かだけれど強く 震えている 聴こえている 戻れはしない漂流 哀しみは錘だ 溶けてしまえ それは希望の窓 狭い水槽の窓 好奇に同情に… 何でも良くて 塞がれた視界には 映せないとしても 存在はいつだって 感じられる 天界の呼び声 僅かだけれど強く 震えている 聴こえている 終幕が近いと知って 最後にもう一度だけ 浮かび上がる Calling. Calling Just wanna hear your voice, call me 忘れ難い海と 美しい日々の音色 Calling. Calling Never be back cause you call me 初めて見る太陽 悴む意識を揺らす ここは水槽の底 きっと水槽の底 もう窓さえ見えない独房の隅 脈打つ心[しん]の音[ね]が 遠くなって行く 残り何回の命か 教えて 僅かにまだ 震えている 聴こえている 沈みゆく視界が愛しい もはや錘なのは この躰[からだ]だ (Calling. Calling Just wanna hear your voice, call me 忘れ難い海と 美しい日々の音色) 海が綺麗だ (Calling. Calling Never be back cause you call me.) 輝かしい太陽 約束の空へ向かおう