窓を開ければ 海鳴りが あいつ今頃 どこの空 馴染みの店の ラクガキに 喧嘩自慢の 名前が残る 自由気ままな 青春が いつか追われる 生活か 齢をとるたび あざやかに 馬鹿をやってた ふたりが浮かぶ 昭和の友よ 元気でいるか 昔気質が つらくはないか 俺たち時代に それぞれが 吠える血潮の 海鳴りだった 恋の相手も おなじ女 俺とあいつの 競い合い 比べるなんて できないと 上手く逃げられ 仲良く泣いた 漁師稼業を 俺は継ぎ あいつ夜行で 東京へ 季節追うごと ためいきを 重く転がし 乗り越え生きる 昭和の友よ 元気でいるか 昔気質の 頑固なやつか 俺たち時代に 変わりなく 胸を揺さぶり 海鳴り響く 昭和の友よ 元気でいるか 昔気質の 頑固なやつか 俺たち時代に 変わりなく 胸を揺さぶり 海鳴り響く