広がる空 流れる流星 ただ一人君の側 落ちるしずく 今開いた扉 ずっと待ち焦がれてた時来たの 少女のように熱く高まる胸 時が 時が呼んでる 一瞬で姿変える部屋 景色は淡い空 あぁこれから始まっていくんだね 怖いようで期待に満ちた心は 不思議と軽いまま そっと風に消えた そんな気がした 暗闇、空包んでいく頃 世界降り注いだ光 逆説的でもなくただまっすぐに 火をつけた青い導火線 照らすよどこまでも青い光で 銀色の世界に零れた 七つのしずく 世界の終焉(おわり)でも 輝く空に 一つ蒼く在って欠けない月 暗闇に描く銀河 空飛ぶ未来の飛行士 数ある星団、起きた奇跡 青い星の恵み神業 出逢い別れは女神の仕業 迷う針の制御は不能 人知を越えた高度での 終わりの来ない時空を飛行 過ぎ去っていく景色はもう過去で 怖がっていた私過去に消えて 在りもしなかった現在(いま)と 来るはずだった絶望(みらい)の 天秤を行ったり来たり 不思議な現在(いま) 大きな時計私を指した針 運命はきっと機械仕掛け 歯車辿って理想の世界へ 何度も回る過去と未来 照らすよどこまでも青い光で 誰かを優しく照らす 七つのしずく 君の側で 君を照らして 一つ蒼く在って欠けない月 願いのしずくが今日も 空へ空へ打ち上がっていく 新しく始まる世界感じて さぁ手を伸ばして 照らすよどこまでも青い光で 銀色の世界に零れた 七つのしずく 世界の終焉(おわり)でも 輝く空に 一つ蒼く在って欠けない月