気怠い夜の波に 乗っかって 流れる昔の歌を 歌うふたり 調子を合わせて ゆっくりと混ざっていく 夏の終わる音がする空 さあどこ行こう なにしよう ふたりが 行き着くは どこだろう なにしよう ふたりは輝いた なにも ふたり知らないで ただ 夜は朝に もう変わっている まるでそう あの映画の終わりみたく 続きのない そこで終わる話 視線を合わせて 朝から逃げるふたり さあどこ行こう なにしよう ふたりが 行き着くは どこだろう なにしよう ふたりは輝いた 明日はないってわかっていて 夢みたいに覚めるって 気づいていた 走馬灯みたいに 綺麗な景色の記憶だけが残っている 明るくなっていく街を 最後に歩くふたり さあどこ行こう なにしよう ふたりが 行き着くは どこだろう なにしよう ふたりは輝いた 明日はないってわかっていて 夢みたいに覚めるって 気づいて さあどこ行こう なにしよう ふたりが 行き着くは どこだろう なにしよう ふたりは輝いた なにも ふたり知らないで ただ 夜は朝に もう何故だか変わっている