屋根の下はボクらの世界 誰にも奪われないひと時 じゃれ合って お茶を飲んで よく寝て よく見て よく笑う 人は みな いつか死んでしまう そう思えば どんな毎日も 貴重で愛しい気持ちになれる 美しい世界 一歩外に出たら あっという間 すり減ったけど 今朝のキミの顔とごはん ふと 思い出していた キミがいない世界では ボクはなにを歌うだろう なにを思い どこにでかけてゆくのだろう 今 ここにいるから キミのそばにいるから こんなにも強くなれる 美しい世界 雨がぽつぽつ沈む駅まで 傘を持ってきてくれたキミ ノーメイクで 少し照れて 傘に広げたやさしい気持ち 夢は みな 叶うことはない そう思えば こうした毎日も ボクらの犠牲と成功の中にある 美しい世界 尽くし生きることは 自分を捨てることじゃない 笑うキミの顔と空気 ふと 楽になっていた キミがいない世界では ボクはなにを願うだろう なにを残し どこを忘れてゆくのだろう 今 ここにいるから キミのそばにいるから こんなにも輝いてる 美しい世界 生きる理由は あっても なくても いいから 進んでも 止まっても そばにいるから ともに生きることは 自分を合わすことじゃない ちょっとズレてることこそ きっと美しい世界 キミがいない世界では ボクはなにもしないだろう いつか別れ 記憶にゆらいでゆくのだろう キミがいない世界では ボクはなにを歌うだろう なにを思い どこにでかけてゆくのだろう 今 ここにいるから キミのそばにいるから こんなにもやさしくなれる 美しい世界