選び取った今は 選ばなかったすべてを 捨ててまで掴むほど 大切にしたいものだろうか 大切なものが 目の前にあっても 本当の価値に気づけない僕等だ あまりにも小さな 自分の可能性とか 限りある時間とか 受け入れるのが怖いから どこか歪んでる軌道のままで 違和感を感じても 目をそらし続けた 限りある僕たちでも 立ち向かっていけるかな 今はわからないかも でもそれでいいんだ いつか捲ったページが 今に続いていたのなら この一歩にも意味があるはずなんだ つながるんだ だって まだ この世に生まれた理由もわからない 星々の名前も知らない 僕らは過去の先にいる 今が未来の一歩目なんだよ 君と僕とは確かに違っていて それを手にしたいと思ってしまう 僕らだ 何故か許せなくて 奪い取ろうとしたり 拾い上げた石を 投げつけてしまったりする どこか歪んでる希望を秘めて 抱えきれないことはわかってるはず なのに ちっぽけな僕のこと 許してあげられるかな 惨めで悔しくても 握りしめる強さを いつか磨いた石が 宝石の様に光ったら 泣き出しそうな誰かに渡したいんだ 繋がるんだ だって まだ この手が何を描けるかわからない どこまで歩けるかも知らない 僕の未来を進めばいい 他の誰かになんてならなくていい あまりにも大きな 力で回る世界だ 知らず知らずここまで流されてきた あぁ この居場所は 心の底から望んだ場所だろうか? 自分にふさわしい未来だろうか? ちっぽけな僕たちでも 立ち向かっていけるかな すぐにわからないかも でも思い出して あの日捲ったページが 今に続いているんだよ この一歩が僕を変えるはずなんだ この軌道から抜け出すんだ 限りある生命で 限りある時間で どんな軌道を描くか 悲しいほど小さな 可能性の中で どこまで歩けるのか この一歩があと何回踏み出せるんだ わからないさ そうだ きっと この世に生まれた理由など無くて 終わりへ向かうだけがルールで 僕らは其処に向かう途中 絶望するか? 挑戦するか? さぁどんな一歩を踏み出そうか