君は止まることのないようにと 地球を丸くしてみせた なのに気がつけばこの世は 角が立つことばかりだ 思っていたんと違うよ 思っていたんと違うじゃないか 思っていたんと違うよ 思っていたんと違うじゃないか 君は手を取り合うようにと 両の腕を与えてみせた なのにその両手は奪い合う ためのものになるばかりだ 思っていたんと違うよ 思っていたんと違うじゃないか 思っていたんと違うよ 思っていたんと違うじゃないか 枯れた心に拭った青さを 負った不安には焚付けの灯しを 白紙の連続に勝利の雨を ずれた歯車に少しの喜劇を 僕らは 何かになりたい わけじゃなかったのに 知らず知らずと 俗称を また 探してんだろうが 違うだろう そうじゃないだろう 鮮明にしたいだけさ 少し夢見がちなだけさ 僕らは