まぶたの色 声が遠い冬の日 曇りガラス 気がついたら乾いていた 曲がった性格も尖った唇も まだ覚えてる あの時よりも僕 何故かわからないけど 手が冷たくなった 後ろ姿 肌が遠い春の日 風に揺れる小枝が首を振り渋る 曲がった膝の上ゆっくり滲む布 まだ覚えてる 時間は過ぎ去っても 何故かわからないけど 目が熱くなった 愚痴や嫉妬を 何も言わずポッケに 霞む部屋でテレビを見てた どうかどうかお願い 自分勝手に壊さないで 奪わないで 忘れないよ 夢が叶いますよに 同じように 空を見ていた めぐりめぐる まわりまわり眠る そしてまた帰っておいで