溢れる思いは幾つもあるけど 君に伝えたい言葉は幾つもないな 喜びも悲しみも分かち合う前に 僕の心で溶けていってしまうんだ 1.2.3.で息を吸って吐いてくだけで こんなにも簡単に失くしてしまえる だから僕は行くんだ この恋もこの唄も越えて今 消えないでと願うほどに 握った手の力は弱くなった 君がいなくても僕は息を続けるよ でも、それでも君が必要なんだ 本当の事はいつだってさ 感情の陰に埋もれて見えなくなってる だから僕らはこうやってさ 手を握るよ、笑いあうんだよ 1.2.3.で息を吸って大きな声で 僕らはここにいるんだって叫んでやりたい だから僕らは行くんだ 綻びも過ちも越えて今 握っていた手が離れても なんにも怖がることなんてないよ 僕がいなくても君は大丈夫さ だから君を選んだんだ ひとつになんてなれない僕らは 愛を求めるよ 満たされなくてはがゆくても 愛してみたいんだ 愛してしまうんだ だから僕は行くんだ 君じゃない誰かを見つけないように 溢れる思いをひとつでもいいから 君に伝えられるように 僕が僕でいられるように 君が君でいられるように この恋を歌うよ