跪いた高さで 抱きしめたいあなたを あなたという空から降る雨に打たれて泣いていたい 忍び込んだこの部屋 鍵はあなたに渡した その呼吸を その視線を 盗むために生まれた 暗闇さえ手離せない この孤独と戯れたい 見上げたならあなたがいる あなたがいる 愛する人よ 私を導いて 待ちわびた悦びで 私を困らせて 百億の出会いをくぐり抜け たどり着いたのはあなただから 道の果てまで愛し合えると 信じてるから 愛の海に溺れて 息も出来ぬ私は 沈んでいく この体が 溶けることを望んだ 濡れた肌を持て余して この静寂と遊んでいたい 見上げたならあなたがいる あなたがいる 愛する人よ 私を慰めて 亡骸を抱く様に 優しく激しく 百億の別れをくぐり抜け 掴み取ったのはあなただから 朽ち果ててなお愛し合えると 知っているから 愛する人よ 私を導いて 待ちわびた悦びで 私を困らせて 百億の出会いをくぐり抜け たどり着いたのはあなただから 道の果てまで愛し合えると 信じてるから