待ちぼうけをしたあの街にもう さよならなんてきっと届かないから 雨に打たれて 風に吹かれて この行方を嫌ってくれよ 思いだしたらその時には そっと泣いて 何も知らずに行くのならば 羽を捨てて 迎えに行こう 歪んだ声も 掴んだ跡も 空に堕ちた 待ちぼうけをした色んな蕾がまだ この掌歩いてるんだな もう戻れないよ 孤独の旅も いつか終わるなら すごく美しい いつもどおりの悲鳴 ありもしない千の音達が 鳴り恥じる 繋ぎ止めないでよ 君の音よ うねり上げた 君の声よ 悲鳴をあげて 空を照らし 僕に堕ちろ 照らさないでよ 苦しいから 愛さないでよ 忘れるから 歪んだ声も 繋いだ跡も 空に堕ちた