Emanon

歌詞

あれから僕たちは 出来るだけ時計を進めた 何もかも変わってしまえと でたらめな力で噛み砕いた 夕暮れの匂いが 染み込んだ君のコートを着て いつかまたねと優しい嘘 その場凌ぎだと わかっていた 君の歌を今ここで歌うよ 空を飛べずに割れた風船 ここにいるよと叫ぶ声は 夜に夜に 吸い込まれて行く Emanon おやすみなさい さよなら さよなら また明日 Emanon 壊してはいけない 君が 君で いられますように どうしても僕たちは 同じ過ちに怯えていた もう終わりにしてしまおうと その一言じゃ変われなかった 木々は揺れて 今 風がつたうよ 君に触れた刹那 止まったね 最後の言葉と蝉時雨は 夜と夜と 一つに溶けてく Emanon おやすみなさい さよなら さよなら また明日 Emanon 塞いではいけない 僕が 僕で いられますように しぶきを上げて 溺れてゆくよ いつか弾けると わかってた 無邪気な色気 かしげた首筋 ゆくのね ゆこうね 見つめて頷く Emanon おやすみなさい さよなら さよなら また明日 Emanon 壊してはいけない 君が 君で いられますように Emanon おやすみなさい さよなら さよなら さよなら Emanon 止まってはいけない さよなら さよなら さよなら Emanon