フィルムで焼き付けた 君のイメージは 大事なものを誇らし気に抱える 控えめな服で 仲間に凭れながら 帰りの道では 少し早歩き いつもと違う飲み物を選ぶと ちょっと口籠る そんな自分が 大嫌いさ 僕が作った理屈で 最後の逃げ場を失ってく ガラクタばかり飾ってる部屋を 隠さずに 見せられたらいいのに 一度や二度なら 嘘をついてみる きっと君は 疑うこともなく 明日を迎える 寝息混じりで 悲しいかな 僕が揺らいでる時は 大抵の事はボツになってく ガラクタよりも綺麗なものが 未だにわからないけど なんでなのか 僕が守ってたものは 指の隙間をすり抜けてゆく 今さら磨いたボロ靴で 何気なく始められたらいいのに