いつまでも一緒なんてないのなら 初めから出会わなければ どこまでも情けない僕が初めて 優しくなれたのはあなただった 二人でよく行ったあの街の商店街の 君が好きだった喫茶店も 二人では行くことはないんだね 僕らを置いたまま遠ざかる青い春に いつも待ち合わせる駅のホームで 君を待たせることもないんだね いつまでも一緒なんてないのなら 初めから出会わなければ どこまでも情けない僕が初めて 優しくなれたのはあなただった 時間が経つにつれて 君は僕の知らない人に あの日の写真と変わらないまま 僕はもう少しここにいるよ いつまでも君の唄を歌うだろう どこまでも君との日々を想うだろう 目が覚めて君が横にいるような 在り来りな日々が どこまでも続いていくと思ってたよ それだけで良かったんだ さよなら