好きな人がいて愛されたのなら それはきっと幸せ 着たい服を着て 言いたいこと言えば それもきっと幸せ 夜と朝のあいだを 跳んで渡れば この足音だけが 通りに響いて 迷いも消える 歌いたい歌がある 私には描きたい明日がある そのためになら そのためになら 不幸になってもかまわない 石の階段に伸びる影ジグザグ 翔け登ったあの頃 幼い夢は綿飴のように 萎んでしまったけれど 葉桜の向こうがわ 顔をあげると 夏の雲が見えた そんなはずないのに 見たよ、確かに 歌いたい歌がある 私には描きたい明日がある そのためになら そのためになら 一人の部屋も怖くない 歌いたい歌がある 私には描きたい明日がある そのためになら そのためになら 一人になっても 歌いたい歌がある 私には伝えたい想いがある そのためになら そのためになら 不幸になってもかまわない